前回は、Macで秘密鍵とポート指定を使ったsvn+sshを行うというのをやりましたので、今度は同じことをWindows7のTortoiseSVNでもやってみようと思います。
やり方は、Macのときとかなり似ていて、svn+ssh_hogeとカスタムな記述をすることで、あらかじめ設定したポート番号や秘密鍵を使用した通信を実施するというものです。設定ファイルは、以下にありますのでメモ帳などのテキストエディタで開いてください。
C:\Users\hogeUsername\AppData\Roaming\config
—
[追記]
TortoiseSVNの設定画面からも設定ファイルを開く方法がありました(当然ですよね...)。適当なフォルダを右クリックして、TortoiseSVNのSettingsを選んだ後、GeneralのEditボタンをクリックしてください。
—
このファイルの中に、 [tunnels] という記述があります。その下に以下を記述します。(なおポート番号は12345に指定しています)
ssh_hoge = "C:/Program Files/TortoiseSVN/bin/TortoisePlink.exe" -ssh -l hogeUsername-P 12345-pw hogePassword -i "C:/Users/hogeUsername/Documents/hogeKeyname.ppk"
なお、TortoisePlink.exeというのがsvnクライアントソフトです。-lでユーザー名を指定し、-pwでパスワードを指定しています。また-iで秘密鍵のファイルパスを指定しています。
以上の設定を実施することで、Subversionのリポジトリへアクセスするためのポートや秘密鍵を指定できているかと思います。
svn co svn+ssh_hoge://samplehost.com/リポジトリのパス(var/svn/testなど) チェックアウトするパス
以上です!
注意点
- ポート指定のオプションは -P (大文字)
LinuxやMacの場合、-p (小文字) となっています。 - 秘密鍵は、 PuTTY 形式(.ppk)
PuTTYGenなどを使って変換しておく必要があります。 - フォルダの区切り文字は、 \ ではなく、 / か \\
これを忘れると、「Error: トンネルを作成できません: 指定されたファイルが見つかりません。」 という謎のエラーがチェックアウト時に発生します。この原因がわからず、半日がつぶれました...
この注意点は、こちらのWebページを参考にしました。